
iBook G4のハードディスク換装

iBook G4 12" (Apple
Computer, Inc.)
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左:標準のHDD (MK3021GAS TOSHIBA), 30GB, 4200rpm
右:換装したHDD (HTS541612J9AT00 HITACHI), 120GB, 5400rpm |
■ HDDの不調 iBook G4
恒例のソフトウェアアップデートを実行して再起動後の操作でフリーズが生じました。そして点検のための操作を始めたら、"IOATAController
device blocking
bus."が繰り返し表示されるようになり、HDDがクラッシュしたことに気づかされました。不幸中の幸いはハードディスクに入っていたデータは役目を終えていたもので、消滅しても諦めがつくこと・・。
■ HDDの換装 換装用の内蔵HDDの価格をWebで調べてみる(2008年8月現在)と2.5"の120GBのHDDが7,980円で発売されていました。手元にあるアスキームック「New
iBook &
PowerBookパーフェクトガイド」(2004年)のハードディスクの換装方法を調べると、私でもできそうな内容です。そこで秋葉館にでかけ、調べたハードディスクHTS541612J9AT00
とT8,T9のトルクスレンチを入手してきました。
WebでもHDD換装に関する情報が公開されていますので、そちらも参考にしながらHDDを換装しました。しかし、組み立ててみるとHDDが認識されません。考えられる原因としてシールド板に隠されたハードディスクを接続するフレキシブル基板のコネクタが外れていることでした(作業では全く触れていませんが)。
再度、ボトムカバーを外してボトム側のシールド板だけ外してみると、"BINGO !"で、コネクタが外れていました。ボトムカバーを取り付ける前にHDDを認識しているか確かめ、大丈夫なのを確認してからシールド板、ボトムカバーを組み付けました。
iMovieを使うため、Mac OS X v10.3 Pantherのインストールディスクを使って新しいハードディスクをMac
OS(拡張)の設定で名称を"Macintosh HD"として認識させ、OSをインストールした上、v10.4 Tigerにアップグレードしました。
ハードディスク容量は4倍となり、アクセス速度も若干ですが向上しているはずです。短時間モノですが映像編集もあり、これまで苦労していた20GBに満たない空き容量(OSやSoftware
Recovery Dsikの容量だけで約10GB占有)が、100GBになったのですから「怪我の功名」というところでしょうか・・。 |