ファイルに綴じこむには書類の孔あけが必要。「少量の紙しか取り扱わないから、安いし小型のパンチで・・・」と考えがちですが、レバーが短いものはテコの原理から孔あけに力が 必要で使い勝手がよくありません。下のDP-F2C(近年、販売終了)ですらそう感じました。
 パンチは「大は小を兼ねる」で、大きめのものを選ぶのがよいようです。


SOENNECKEN 5041 


CARL No.120

 2mm厚の孔あけまで対応できるよう、余裕をもった設計。出張でローザンヌに行った時、街の文房具店でプレゼンテーション用のファイルを買い、それに紙を綴じこむために買い求めた Made in Germany。15年以上前の変な旅行のおみやげで、現在、もっとも使っているもの。

 穿孔能力で15mm(PPC用紙64g/m^2相当で165枚)、自動センター出しが可能。

 

【TIPS】

 「2つのパンチの中心間の距離が80mm、パンチの直径6mm、紙の端から12mmの位置がパンチの中心となるのが標準的な寸法」と覚えておきましょう。これにより、ファイルに綴じこむことを想定した書類のレイアウトを考える場合、左端の余白は最低20mm以上となります。