「熊さんバイク」
折りたたみ自転車については下記のリンク先にあるように、その強度等の安全性が問題となったことがあります。
折りたたみ自転車の折りたたみ機構がフレームの中間にあるもので四角の角張った大きなプレートを採用しているものがあります。強度面では安全かもしれませんが
、足を地につけるなどの様々な乗車姿勢の変化や倒れた時、足にぶつけて痛い思いをすると懸念されるものもあります。このため、必ず、自転車に乗ってその心配がないか
、確認することが必要と思います。
【リンク】
折りたたみ自転車の安全性(国民生活センター)
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仕事の帰り、早稲田近くの日産ディーラーのショーウィンドウでメッキ仕上げのこのフォールディングバイクが目にとまりました。シートポスト下端
を地面につく高さに下げてハンドルのステムとフレームの真中のロック機構を解除して折畳む構造で組み立て、折畳みとも約1分でできます。重さは約10kg。アップハンドル仕様でしたが
、「フラットハンドルに交換すればスポーツ車と同様に前傾姿勢がとれ、乗りやすくなるし、見た目もすっきりするな」と、輪行バック付なので、即、「お持ち帰り」しました。
車輪は子供用自転車と同じ16"の小径で、MTBについている26"などと比較すればトレール長が短く
、直進安定性は低いといわざるを得ません。これがハンドルの交換で前傾姿勢が自然にとれるようになり、前輪に体重がかかるようになったことから走行安定性の改善につながりました。この他
、すわり心地の改善としてシートも交換しました。
「熊さんバイク」と名前をつけて、駅からの公共交通の不便な場所へはこれを担いで出かけました。しかし、変速ギアなしですので「もっと速く走りたい」と思っても足の回転数のレッドゾーンに入ってしまい欲求不満もありました。内装3段変速機取り付けの改造も考えましたが、自転車の購入費用とパーツの費用などを比べ
、「アンバランスだなあ」とあきらめました。また、そもそもそのように速度を上げて走るようには設計されているバイクではありません。現在は知人のオフィスがねぐらとなっています。 |