ロボットカルチャーミュージアム
ROBOTHINK

名古屋市中区錦3-25-20
「ロボットミュージアム in 名古屋」内

★ 2007年9月末に閉館されました。

(2007年1月15日)

 「ロボットカルチャーミュージアム ロボシンク」は2006年10月12日にオープンの新しいロボットの展示施設。1階は企画展、2階はテーマ展「ロボットクロニクル」で 、ロボットの歴史を小説や映画に登場したロボットや実際のロボットの写真や模型、ロボットのキットなどを通して紹介しています。驚かされたのが早稲田大学のヒューマノイドロボット研究で1973年に発表 のWABOT-1の現物がASIMO、PINOなどに混じって展示されていること。2階のコミュニケーションスペースではパロなどのロボットがテーブルの上で子供 たちを楽しませています。
 ミュージアムの名称、展示内容、ライブラリ、館内ガイドに記された解説者から、メディアに登場したロボットの歴史を中心に企画されていることが理解できます。「こういうものがあったのか・・」と失敗事例もあり、ロボットの歴史を学ぶ上で参考になります*
 本館の1階の半分は「ロボット未来デパートメント」。ロボットに関する様々な商品を手に入れることができます。
 下のロボットの写真は著者が訪れた1月4日現在のものです。


WAKAMARU


鬼ごっこロボットASKA


ハローキティロボット


AIBO


prorilerの動作(人のシルエットを描く)


profiler


ロボット未来デパートメントのショーウィンドウ


ロボット未来デパートメント

【アクセス】

 地下鉄栄駅の9番出口の階段途中に左の写真のショーケースウィンドウがあり、その右側の階段を上がると本館の前に出ます。
 歩いて15分くらいの場所に名古屋市科学館があり、無人探査機ドルフィン3Kなどを見ることができ 、名古屋駅から1駅の場所に産業技術記念館があり、そこでトヨタ・パートナーロボットなど が見学できます。

 

*: 本館はロボットに関連する文化に触れるつもりでいくのが正解で、科学館のようにテクノロジーを勉強するつもりでいくと肩透かしをくいます。小さな 写真のパネルがタイルのように足元近くまで展示されていて、「もう少し大きいパネルで見やすい高さの範囲に納めてくれたら・・」と思いましたが、 「ロボットミュージアム in 名古屋」が外車の展示に使われていたものを流用とのことで、限られた空間に詰め込まざるを得なかったようです。