HTR-70AJ(東芝)、BO-ST6 (三菱電機)

 


HTR-70AJ(東芝)
寸法:41.6×23.5×23.4[cm]


BO-ST6 (三菱電機)
寸法:32×26.8×24[cm]

電子レンジのER-740SFの白色に合わせて1990年に購入したオーブントースター。890Wの定格で火力を890W,450W,220Wの3段階に切換でき、タイマーに加え、マイコントースト自動焼の機能で1つのボタン操作でトーストが好みの焼き色でできるもの。庫内寸法は25×15[cm]。37cmの筐体幅で左右に取っ手がつくため41.6cm幅、使った直後の熱い状態で移動する必要があれば意味がありますが、ほとんど意味のないデザイン・・・。触った記憶がないのに火力切換ボタンが全部飛び出した状態(火力が一番弱)でトーストがちゃんと焼けないことがたまにありました。 HTR-70AJを使い始めて15年目に突入したことから本機に更新しました。キッチンの作業台を少しでも広く使うために火力切換スイッチとタイマーが扉下側にあるデザイン、そして8"ピザが切らずに焼ける庫内寸法(26×22[cm])ということで本機を選びました(扉右側が操作系のデザインの機種が比率的に高いのは、狭い日本なのに不思議な気がします・・・)。遠赤ミックスヒーター使用で1000W,750W,500W,250Wの4段階に火力が調整できます。他に細かく温度調整のできる機種もありましたが、「HTR-70AJと同じ使い方ができ、『気付かないうちに火力が一番弱になっていた』ということがなければ」とダイヤル式の簡単な操作機能のものにしました。焼き網はメッシュ状の目の細かいものでHTR-70AJのようにお餅が下に落ちそうになることがありません。そして加熱防止のためにサーモスタットが内蔵され、安全面でも進歩しています。

■ パンケース

 食パンは開封すると乾燥が進み、硬くなってしまいます。保存には食パンを冷凍庫に入れる方法もありますが、私はパンケースに入れて乾燥を低減させています。
 このケースは3代目です。合成樹脂性の蓋はずっと使えるものではなく、気密性が悪くなるためです。時々、食用アルコールでケース内を消毒しています。

 

トースターについて

 トーストを焼く家電製品としてお馴染みのトースター(ポップアップトースター)、上記のオーブントースター、そしてトーストもやける電子レンジがあります。トーストを一番うまく焼けるのがパンの表面に近いところにヒーターがあるポップアップトースターです。しかし、「手軽にお餅も焼きたい、ピザも焼きたい、さりとて2種類の家電製品を置くスペースがない・・・」という生活環境では「多目的に使える」ということでオーブントースターとなりました。この機器の場合、ヒーターが熱せられた段階でパンを入れるのが少しでもおいしくパンを食べるコツかな、という気がします。電子レンジにトースター機能を付加したものは広い庫内を熱しなければならないため、「パンを焼くのに時間がかかり、水分が少ないトーストになる」というのがこれまでの一般的な評価だと思います。なお、トースターレンジ(National NE-TM1)という新しい製品もありますので、また、異なった評価があるかもしれません。