オーディオ機器

SW-37HT (KENWOOD)

 

導入の経緯

SW-37HT (KENWOOD)
形式:バスレフ型、20cmコーン
再生周波数:40〜200[Hz]
公称インピーダンス:4+4[Ω]
定格出力:60+60W
寸法:30×35×48[cm]、重量:14[kg]
 LDのテレビの音の改善のために スーパーウーファーSW-77Eを使い始めましたが、AVアンプの電源ON-OFFの都度、スーパーウーファーの電源をON-OFFしなければならないのが面倒で、信号がなくなった時に自動的に内蔵アンプがスタンバイモードになること、また、20cmのスピーカと小振りなエンクロージャサイズであることからSW-37HTを選びました。また、「デュアルボイスコイルのウーファーユニットを2台のアンプでデュアルドライブ 」という技術的な特徴も薬効(?)がありそうな気が・・。

 

用法とスピーカ置き台兼サイドテーブル

スピーカに合わせて設計・製作したスピーカ置き台兼サイドテーブル(幅38cm×奥行52cm×高48cm)に組み込んだ状態

 

 最初はテレビの隣に設置して使用しましたが、低音の音程をちゃんと聞こうとすると全体の音量を上げる必要があります。
 そこでテレビを観るイスの隣に置いての使用を考え、スーパーウーファーを移動してみました。音像がどうなるか 気になりましたが、意識して聞くと少し反響が増えたような気もしないではないですが、神経質になるほどではありません。一方、普通のテレビでは聴くことのできない低音(サブウーファーのカットオフ周波数は100Hzに設定*1) を感じることができます。そこで椅子の横に設置することを決めました。
 AVアンプとの接続には5mのピンプラグのオーディオケーブルAT5A69/5.0 (audio-technica)を使 いました。(実験のつもりで手持ちの5mのビデオケーブルを使った時は、インピーダンスの関係か、自動ONになりませんでした。)

 次に当初、床直置きで床の反射のためか低域がブーミーに感じていたことから、スピーカー置き台を作り、この上にサブウーファーを載せることにしました。
 手持ちの材料(メラピの板(115mm幅、24mm厚、購入した後で捻れに気づき、使い道に困っていたもの)、合板(15mm厚)、それから石目調の床タイル「メルストーン」(机の上面) )の利用で、購入したのは天板の周囲を縁取る10mm×20mmの角材と木ネジの頭部分を隠すのに利用のφ10mmのウォールナット風の戸当り(2mm厚)のみでした。
 そしてエンクロージャーの
白木調プリントシート仕上げにウォールナット風のプリントシートを貼り重ね、置き台と色合わせ しました。
 左の写真のように前面から見ると一体的に見えます(スピーカと脚の隙間は5mm)。サイドテーブルとして読書灯の取り付けにも便利をしています。

 
*1 男性の話声位(通常話している音域)は120Hz、女性の話声位は240Hzが基準といわれます。低音になるほど音の定位がはっきりしなくなりますが、それは80Hz以下とか100Hz以下といった周波数。小型シアターシステムでフロントスピーカーとサブウーファーのクロスオーバー周波数を150Hz位に設定しているものがありますが、そうすると男性の声がフロントスピーカーとサブウーファーの間で動いて聴こえることになります。音をとるか、デザイン的をとるか難しいところです。(成人男性の生理的声域(声として出せる範囲)は、約60〜500Hz、成人女性の生理的声域は、約120〜800Hz)  → ヘッドフォンによる音のチェック